過食症を克服したい人のための治療なび

症状克服を目指すための過食症の治療法ガイドライン

過食・嘔吐の回数が減りました(38歳)

過食嘔吐を克服した38歳女性の体験記を紹介。心療内科の治療や過食症克服プログラムなどの情報もまとめています。

10年間過食嘔吐を繰り返していました

私は、小さい頃から人とコミュニケーションを取るのが苦手で、学校でも職場でもうまく自分が出せずにいました。人から良く見られたい願望が強く、昔から痩せている体型を維持しなくてはならない、という気持ちが常にありました。

社会人になってから付き合いでお酒を飲みに行く機会が増えると同時に体重も増えはじめ、「このままではいけない!」。そう思ってダイエットを始め、過食嘔吐を繰り返すようになってしまいました。そんな自分に嫌悪感を抱くようになり、人と関わることも億劫になった私は遂に会社を辞めて引きこもるようになってしまいました。

それ以来、約10年間ずっと過食嘔吐を繰り返しており、28歳の時に「もう、どうにかしたい…」と思うように。

そんな時に出会ったのが、とある心療内科医の先生が書かれた対人関係療法の本でした。この本を読んだことがきっかけで、心理療法を受けてみようと思えたのです。

心理療法と薬物療法を併用した過食症治療

治療は、カウンセリングによる心理療法と、抗うつ剤などの薬物療法が並行して行われました。治療を始めてから少しの間は、精神的にきつくて通院をやめてしまいたくなることもありました。しかし、「自分を責めない。人と比べない」という先生の言葉が響き、自分をもっといたわってあげようと思えるようになったのです。

それに、心理療法を受けることで、自分の行動パターンや考え方が分かり、無理にストレスを抱えこまないようになりました。「100%を目指してしまう」という自分のウイークポイントにも気づくことができ、その対応の仕方も学ぶことができました。だからといって、症状がいきなり改善されるようなことはなく、高揚状態とうつ状態を繰り返すという波がありました。

でも、どうしても過食が止まらない時には薬の処方もしてくださったので、徐々に自分をコントロールできるようになりました。

過食スイッチがコントロールできるように

心療内科での治療を終えて変わったことは、過食が減ったこと。まだ、完全に治ってはいませんが、過食のない生活の心地よさが実感できるようになりました。

それに一番大きく変わったのは気持ちが穏やかになったことです。物事を冷静にとらえ、過食のスイッチが入るのを自覚できるようになったのです。周りからどう思われているかを気にする性格は相変わらずですが、以前よりもマイペースに過ごせるようになったと思います。

今もまだ不安ですが、先生を信じてどうにか後戻りしないよう頑張っていきたいです。

 
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